人生のログボ

是非読んでください。

策伝大賞に行ってきましたよ1

策伝大賞に出るため岐阜に行ってきた。

策伝というのはオチのある説法という形で落語を始めた僧侶で、岐阜ゆかりの人物らしいです。

 

Day0

策伝大賞に出るにはまず、申し込みをしなくてはならない。12月頭くらいに締切があるので、それまでに必要事項と落語をしている動画を送る。

年末あたりに動画審査?の合否が届く。落語もあまりやったことがなかったので戦々恐々としていたが、ここは何とか突破。落研以外の人の前で落語をするのじたい、策伝大賞の予選会が初めてだったので緊張する。

 

Day1

新幹線で名古屋まで行き、そこから東海道線で岐阜へ。名古屋から岐阜までは20分くらい。普段大学に行くのより早い。新幹線ではずっと外を見ていた。やっぱり窓側に限る。将来家族ができて子供と一緒に新幹線に乗るとしても、これだけは譲れないかも。そんなことを2時間ほど考えていたら、いつの間にやら岐阜着。

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ぎふ

駅前には金の信長様が鎮座しておられた。1体でキョロちゃん缶と交換してもらえるかもしれない。今時キョロちゃん缶ってあるのかしら。

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金の信長様

ここにきて会場の長良川国際会議場まで到底歩ける距離ではないことが判明。徒歩圏内だろうと思って調べていなかった。迂闊。バスで向かいます。

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岐阜駅周辺は歓迎ムード

旅先でバスに乗るのが苦手だ。制度が分からないから。支払いは先?整理券?料金一律?パスモ使える?あらゆる疑問が名探偵のように僕の頭脳を飛び交う。だから、僕はいつもバス停で支払いの方法をアホみたいに調べる。レポートが書けるくらい調べる。

岐阜バスパスモ使えない。長良川国際会議場までは220円。この路線は全線一律で220円らしい。お釣りは出ないので足りなければ両替。

これだけ調べたって安心できない。バス降りるまではずっと緊張している。なぜならバスを降りる時にもたつくのが一番ダサいと思っている。

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国際会議場到着。国際的な雰囲気。

なんとか国際会議場に到着した。とても大きな施設でした。「長良川国際会議場」と「長良川国際会議場北口」という2つのバス停があるけど、北口じゃない方がより近くに停まってくれる。

受付時間ギリギリに到着したので、すでに受付にはほとんど人がいなかった。受付の部屋がすごく広いし、受付される側より係員の人の数の方が多かったのでちょっと恥ずかしかった。受付済まして控室へ。

控室はいくつかあって自分の出番によって割り振られる。予選は「信長」と「道三」の二つの会場があって、出場者はどちらかで演技をする。僕は「信長」だった。うつけ者でござんす。

出番までは何本か他の出場者のネタを見たり廊下でネタを練習したりした。僕は落研から1人での参加だったので、1人で練習していた。まあ結局戦いっていうのは1人の勝負なんで。勝つか負けるか。よろしく。

「子ほめ」に結構アレンジを加えたネタで、6分半の時間制限があるから何回練習しても不安だった。だいたい、落研以外の人前で落語をするのが初めてなわけで、それも緊張する。

緊張をほぐすテクのようなものはまだ確立できていないが、前にネタ合わせの時、盛大にミスったら自分の中で笑えてきて緊張がほぐれた。直前のネタ合わせで盛大にミスるのは1つの方法なのかもしれない。でも逆に不安になる側面もあるので、やはり人の字を飲み込むくらいが丁度良いのかもしれない。僕はやらない。緊張をほぐそうとすると、緊張している自分を意識してより緊張するから。

 

続きます。