人生のログボ

是非読んでください。

ウェザーリポート

天気で気分が変わるのは、くだらないことだと思っていた。曇りだから気分が滅入るとか、晴れだと気分が上がるとか。そんなわけないだろうと。晴れだろうが人に怒られれば悲しいし、雨の中でも意中の人と話せりゃ有頂天だろうと。しかし今日は朝起きて窓の外が曇天なのをみて、気が滅入った。あ、天気で気分が変わるってこういうことかもなと。思えばここ数日、ずっと晴れだった気もするし。

 

今日気分が滅入ったのは、多分久々に髪を切りに行くからだと思う。髪を切りに行く日は、晴れであってほしい。さっぱりとした天気。

 

けど美容院(野郎が美容院ってのも、なんか気恥ずかしいけど)に向かう自転車を漕ぎながら空を見上げて(前見ろ)、そういえば僕は曇天が好きだったんだよなと思った。ここ最近日当たりのいい日が多くて忘れていたのだが、僕はそもそも曇りの日の、白くどんよりした空が一番好きだったのだ。しかし髪を切りに行く日は別だ。

 

美容院で何話せばいいかっていつも正解がわからない。やっぱ美容師だし髪の話とか好きなのかなと思うけど、髪のことそんな知らないし。おしゃれで可愛い人に対する劣等感って間違いなくあって、美容師さんってみんなおしゃれで可愛いから、下剋上を起こしてやろうといっつも気の利いた話をしたい(話術で勝負だ)と思うんだけど、大体の話は楽しそうにしてくれる(そこはプロだしね)から、下剋上できているかわからない。大体ここで万が一にもすごくウケちゃって、ツボにはまったりして勢い余って全部刈られたりしたら最悪だし、何より向こうは刃物を持っているわけだから下手なことは言えない。こっちは命を握られている。みんな、そういう自覚を持って行ってるのかな?持った方がいい。

 

美容師に関しては本当かどうかまだ調べていない(調べる気もない)ことが一つあって、小学校の頃に「美容師の免許持っている人間以外が耳に触ると法に抵触する」って話を聞いて、結構へえって思った。耳を触られたら訴えてやろうとかも思っていた。この話が本当かは本当に知らないんだけど、多分耳に限らず突然人の体触ったらなんらかの罪問われるよね、そりゃ。

 

少し太陽が出てきました。

ヤッホウベイベーハイテンション。